2015/03/29

夢見る世界のその後は・・・(辛口注意)

一昨日の事だが、お友達からチケットをいただいたので 
―生誕100年 ターシャ・テューダー展―
というのを見てきた。

絵本作家であり、そのシンプルな暮らしぶりがTVで紹介されて世のおば様方を虜にした(ご本人の望んだところとも思わないが・・・)ターシャ・テューダーも、亡くなってもう何年経つのだろうか。

あの番組にどっぷりとハマってた母は目を爛々とさせて、最近では珍しい熱心さ。
私はといえば、その番組見たことあるわ・・・程度の人なので、ターシャ・チューダーの世界というよりは、展示されている食器や台所用品のアーリーアメリカンな感じに、「大草原の小さな家」の世界を思い浮かべる。
あっ、ローラの母さんが使ってたバター作りの器具や方ってこんな感じかな・・・なんて。
ティーカップなども独特の素朴な雰囲気で、大草原の世界かも。

それにしても、この世から男性という人種は消え去ってしまったのかと思えるほど女の人ばっかり。
それも、ある年代以上の・・・ガーデニングがご趣味?みたいな。
それが証拠に、絵本の原画のコーナーになるとおばさまたちの興味はトーンダウン。

ドールハウスも素敵だった。
お友達の陶芸作家が焼いたというミニチュア(といっても、通常のドールハウスよりスケールは大きめ)のお皿とか、お鍋やストーブも精巧にできてて素晴らしい。

室内に作られたガーデニングの世界も、センス良くまとめられて素敵。

が、会場を一歩出るとそこに広がるのは、デパートでのこういった展示にはつきものの物販の世界。
なんだかねぇ・・・素敵なお庭が印刷されたペラペラのクリアファイルやら、ギトギトした色調でプリントされたポーチやらマグカップやら・・・。
あの世界に憧れて、こういった品々を喜々として手に取る気持ちって、私には到底理解できない。
余韻は一気に醒めてしまった。

会場はここで散財してもらってこその展示ではあるのだろうけれど、だとしたらもう少し置くものを考えれば?
一旦醒めてしまうとあのセンスよくアレンジされたガーデニングの世界も、お庭にあってこそのあの花々を、こんな屋内に置くことは、ターシャの思いとは反するものなのではないかしら・・・と思えてしまった。

そういえば先月、Bunkamura に、
キャプテン・クック探検航海と「バンクス花譜集」展
というのを見に行ってきたが、あれもガーデニング愛好家向けの企画だったらしく、物販コーナーには展示と関係のないガーデニンググッズ(こちらの方がまだ趣味はよかったけど)満載だった。
それにしても、キャプテン・クックを謳っておいて、岩波文庫のクック太平洋探検すら置いてないとは。(ガーデニングのご本はたくさんあったのに・・・)あれを読まずしてバンクス(プラント・ハンター)もパーキンソン(実際の画家)もわかるわけないじゃないか!
まぁ、そういう帆船航海のファンはメインターゲットじゃないんだわね。
しょせん、デパートの企画もの。

夢見た後は、散財を!っていう事かしら?


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2014/03/07

見送りました

                             私事ではありますが…
2月の26日に父が亡くなりました。91歳でした。

昨年夏から高熱を発しては入退院を繰り返し、原因となる病気もあり年内もたないでしょう…とは言われていたのですが、年を越すと、愚かなものでなんとか今年の桜を見せてやりたいなどと欲張ったことも考えていました。

でも………本当にあっけなかったです。

前の日はいつにもましてよくしゃべり上機嫌で、まさか次の日見送るとは思わなかった…

それからは、いろいろな事に追われて、悲しいという感情をどこかに置き忘れてしまったようでしたが、お葬式の日、最後の一人となってしまった同期の記者仲間の小父さまから友情篤いメッセージを戴いた時、はじめて涙が出ました。

葬儀から2日、普通の生活に戻りつつありますが、なんだか父のいない家は静かで、悲しいというより寂しい。入院中と同じはずなのに…。

この半年ほど、いつ入院するかわからない父を抱え、お友達にもいろいろ不義理をいたしました。
それでも、暖かく付き合って下さった皆様に感謝申し上げます。

ありがとうございました。
     …そして今後ともどうぞよろしく。

コメント機能は止めてあります。
個別にメッセージを戴くことも遠慮させていただきます。
ごめんなさい、書き逃げで・・・ご報告まで。

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2014/01/01

明けましておめでとうございます

去年は、なんだかバタバタと落ち着かない一年でした。

ピアノも何を弾こうか、自分は何を弾きたいのか?なんだか中途半端で、結局あれこれ楽譜を広げては投げ出して、なにも弾かずに終わってしまいました。

手仕事もやりかけのまま仕上がっていない刺繍とか・・・、輸入の図案集などこの頃たくさんてにはいるので買っただけで気がすんでしまったり。

ハッと気づけば、人生も折り返し点をかなり通り越しており、私がいなくなった後、手もつけていない楽譜だの刺繍の材料だの、興味がなければただのガラクタ…どうなってしまうんだろう…と、ふと考える今日この頃。

本だけは、読み出したら止まらないので読み終わっていない本はないなぁなどと(汗)。やっぱり読書は最大の楽しみ。
つくづく生産性のない私。

今年こそはあれこれコツコツと仕上げていきたいと、年のはじめの事とて一応思ってはみるのですが…。

そうそう…ピアノは、昨年末に手をつけ始めたラテンものが思いのほか性に合って、今年はラテンに生きてみようかと思ってみたりもして。

そんなこんなですが…本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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なんだか今年は、お正月の支度も手抜き。
気が入りませんでした。

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2012/12/10

出番なしでも・・・

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ハッと気づけば、12月ももう半ば。
母にせきたてられて、しぶしぶクリスマスの飾りものを出す。
子供の頃は、せがんで出してもらってたのにね・・・、いまや立場が逆転。

戸棚の奥をゴソゴソと・・・。
なんだかんだと結構たくさんあるのよねぇ~、全部は飾りきれない。

友が作ってくれたたまごのオーナメントも・・・見かけるとついつい買ってしまうオーナメントも・・・大きなツリーを飾れる素敵なお家がなくっちゃね。
という訳で、いちども出番がないままスタンバイ。せめてここで(涙)

Rimg0554そういや、某デパートで見かけると買っちゃってたこのおじさんたちも、飾ったことないや!

あ~ぁ、来年こそ無駄遣いはやめよう。

キャッ!年末年始のお知らせも今夜中に作らねばdash

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2012/05/05

五月のシクラメン

Rimg0352 例年だとそろそろ終わりをむかえるシクラメンが今年はまだ元気に咲いている。
右側のちょっとたそがれた鉢は、一昨年のものでベランダで冬を越しもう咲かないかと思っていたら、4月になってつぼみが膨らみ4月下旬にようやく開花。やっぱり今年は陽気がちょっとおかしいのだろうか?
それだけ冬が寒かったっていうことかも。

連休を迎えて、何だか時間があるようなないような毎日。
あれもしたい、これもやりたいと思いつつ結局何もできなかったような気がする。
昨日はお休み恒例、中華街で家族そろっての食事。
Rimg0350 メニューにはない、タイの蒸し物がとっても美味しかった。

何故、わざわざ中華街とも思うのだが帰りに元町をふらつくのが母の楽しみらしい。
母にとっては生まれ育った横浜なので、遠いと思わないのかも。もっと近くでお食事なら、時間も有効利用できるのにとちらっと思う。

でもまぁ、今回も家族そろって無事出かけられたのでよしとしよう。

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2012/03/02

見ていて辛い…お人形

明日のお雛様を控えて、母がお嫁入りの時に持ってきた『面持ち』というお人形を久しく出していないというので、ここはと思しき天袋の中を大捜索。

Rimg0146 結局目当てのお人形は見つからず・・・多分私の部屋の押し入れの中に、私のお雛様と一緒にしまってあるのかも・・・でもあそこは魔窟と化しているのですぐに捜索は・・・来年までにねっ(汗)・・・一応こんなお雛様らしいお道具(→)も出ては来たのだが・・・

そしてもうひとつ・・・多分、祖母が昔やたらに形見分けとか言って物をくれていた時分に、私が貰ったのだと思う。
その箱には『国防人形』とかかれていた。
開けてみると、陸軍と海軍のものと思しき扮装をした小さなお人形が一体ずつ。
あどけない顔をしたお人形さん。なのに鉄砲をかざし、足元には戦車。

あどけない表情だからこそなお一層胸が痛む。
あぁ、二度とこんなお人形を作る時代にはなって欲しくないなって、なんだか見てて辛い想いになるお人形だった。

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2011/03/16

玉子難民?

11日の地震以来、妙に地に足がつかないようなふわふわとした気分。
信じられないような現実に、却って現実感がないというか…

当初のあぁ怖かった~という思い、少し遅れて夕飯のための買い物に出かけ帰ってきたらガスが出ない!(マイコンメーターの遮断装置が作動しただけだったのだが)というバタバタの後、TVの画面に映る想像を絶する惨状に言葉をなくす。

起きてしまった悲劇と、起きつつあることへの不安とで時間が長いように感じる。あれから一週間経ってないなんて!

そんな中でも、時々刻々世間は動いていてぼやぼやしていてはいけないようだ。
家は戦争を経験した両親がいるせいか、普段から必需品はある程度ストックがある。パンも行きつけの淡島通りのパン屋さんが毎日は焼かないので、何日分かは冷凍保存が常の事。あわてて買いに走ったのは懐中電灯くらい。離れて住む弟もLEDランプを調達して送ってくれた。なのでそんなに急に物がなくなっちゃうの?とのんびり構えていたらさぁ、大変!

玉子がない!

我が家は父の病気に玉子があまり良くないため、利用は控え目。
昨日「そう云えば、玉子が切れてるのよね」と母がのんびりと言い出した時にはもう遅い!
近くのスーパーは、どこも品切れ状態だったらしい。やむを得ない所用で出たついでに私も新宿・渋谷とデパ地下など見てみたがやはりだめ。
もしや・・・と出かけた、地元近くの庶民的な商店街の専門店で母がゲット。
よかったぁ~、玉子はないとやっぱり不便!それでも家の母、もっと買えるところを10個だけ・・・「だって、ほかの方もお困りでしょ」ですって。私だったらもっと買っちゃうかも!

確かにうちの近所は当面計画停電の地区からは外れているし、そんなに焦ってあれこれ買漁る必要ないとは思う。なのに・・・これって「雨が降るから傘をさす」じゃなくて「みんながさすから傘を広げる」っていう行為?

どうなっちゃっているんだろ。

今日来た高校生。学区外の都立高に通っている高校生。電車で一時間はかかる。
なのに、あの日学校をさっさと出されて電車は止まってるし一時途方に暮れたらしい。結局近くにある仲良しのお友達のおうちに泊めていただいたそうなのだが、学校は生徒に対して帰宅手段の確認もとらなかったらしい。
十七才の乙女、何かあったらどうする!

なんだか・・・なんだか・・・
結局私にできるのは、こまめに電気を消して必要以上の買いだめに走らず、心ばかりの義捐金を送る、そんなことぐらい。
あとは・・・そう、祈るだけ。

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2011/01/03

花咲く予感

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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

この梅は、2009年のお正月の日記で満開だったもの。
去年は二輪しか花をつけなかったのだが、今年は昨夏の暑さが幸いしたのか花芽がいくつもついた。
お正月前からぽつぽつと開花し始めて、やさしい香りがちょっと嬉しい。
このままいけば残りの花芽も咲きそうな予感。

ただ、肝心のピアノの方は「種を撒かずば芽も出まい…」という感じで(汗)
去年の秋からさらってた小品はなんだかしっくりこないまま、去年の暮れからは弾く度エスニックな餃子を焼く強烈なにおいが鼻腔に甦るというトラウマまで加わる始末。(意味不明?)

春の企画に合わせてグリークの抒情小曲集からも二曲ほど…と思っていたら、こちらは仕事と企画の日程がバッティングして没(涙)

そんなこんなで最近ピアノに対して気持ちが盛り上がれないでいたのだが、クリスマスに間に合うようにと刺繍をしていたら何だか猛然とピアノが弾きたくなった。

今年はやっぱりベーソナかな?
ずっと27番と迷っていたたけど、結局ごく初期のものに心が動いた。
確かこれ、中高生の頃に一度やった筈。あの頃は何も考えずさらっと弾いてしまったが、今や指も動かないので時間をかけて丁寧に弾いてみよう。

今年生誕二百年のリストも一曲ぐらい…とは思うけど、以前好きで弾いてた曲も今となっては六度のグリッサンドがどうにも怪しげ。

まぁ、まずはベーソナちゃんから地味に種を撒いて、無事芽が出ますかどうか…

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2010/10/21

シンク下収納って…

二十数年の長きにわたって使い続けてきたビルトインのオーブンレンジ、九月のある朝突然にどこをどう押してもウンともスンとも言わなくなってしまった。

前回修理を頼んだ時にもう部品もないし今度壊れたら限界と宣告されていたので、とりあえず新しいオーブンレンジを購入して、ビルトインの方はフードプロセッサーの収納庫になっている。
・・・が、このままでは不便!レンジすべての電気系統が壊れたらしくレンジのガスをつけるのにもチャッ○マンのお世話になる有様。
三十数年前入居以来手をつけていないキッチン全体をやり変える方向で検討中。

ビルトインは壊れると面倒だし、お料理の出し入れにしゃがまなくてはいけないのも大変。なので据え置きにしたらと提案したのだが、キッチンの主たる母の強い希望で再びビルトインになる模様。決定権のない渉外係、なんてかわいそうな私、シクシク!
リフォーム屋さんからは、叩き台の案を作ってから実際に何社かショールームを見て歩いた方がよいと提案されちょっとブルー。面倒くさいよ~。なにかとひと言多いババ、いや母と一緒も憂鬱。

でもって、今悩んでいるのがシンク下の収納。
今の流行は引出式のようなのだが、あれって家の母にあったら三日で壊しそう。
母はああいった引出を壊すのの名人だ。
母の趣味で無駄に大きいアメリカ製の冷蔵庫の引出だってすぐに壊した。
先代のGE冷蔵庫君も同じ憂き目で壊れた。
シンク下の抽斗はあれよりは丈夫だろうが、それでもやっぱり心配。
引き出しの奥に物を落として気づかず、強引に閉めようとして壊してしまう光景が今から目に浮かぶ。
友人に聞いたらやっぱりたくさん入れると向こう側に落とすっていうし・・・。
第一、やはり母の趣味であらゆるサイズ取りそろったル○ルーゼのお鍋の荷重に引出が耐えうるだろうか?

メーカーやシリーズによってはシンク下に観音開きの戸も取り付けられるらしいのだが、少しは引出も付けたいし、そうなると横一線の統一感はないだろうし・・・。
あぁ、悩む!何だかだんだん今のままで行くところまで行きたいような気さえしてきた。

せめて、母よ、古い鍋釜ボウル類半分は捨ててね~。
ムーランとかいう何に使うのかわからないあれも是非処分なさって!
ピカピカの琺瑯類を着々と買いこもうとするのもやめてね~。

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2010/07/19

夏は来ぬ

暑中お見舞い申し上げます。

今年はむしむしジメジメとした陽気が続きせっかく調律したピアノの音も湿りがちで、あまりの事にショックでやる気をなくす。
うちのピアノだけかと思っていたら、先月末渋谷某所で弾いたピアノも我が家以上にひどい音だった。せっかくのスタインウェイなのに・・・(涙)
何だか体調もイマイチで、七月の半分をピアノも弾かず茫然と過ごしてしまった。(いえ、行きたいところはしっかり出かけてたりするんですが・・・落語とかネ)

先週の水曜日、やってきた少年に「夏休みいつから?」と聞いたら、なんと「授業は今週いっぱいです」とのたまうではないか。エ~~~ッ!まだ先かと思ってた。あわてて徹夜して「夏のお知らせ」をでっちあげ翌日から配布。
ぼんやりしていても、日は確実に過ぎていたのね~。Dscn2242

・・・で、連休の到来とともにようやくの梅雨明け。
ようやく夏らしい夏・・・。
連休でやってきた弟も一緒に、さっそく一家でうなぎを食べに行く食いしん坊の我が家。
気づいてみれば、半月ほど前まだ青かったほおずきも、ずいぶんと色づいてきた。

Dscn2237 お友達の日記にも、梅干しを干した記事が!
そうだ、うちも干さねば!
今年は、赤紫蘇を買い損ねたとかですっかりテンションが下がっているババを促し、とりあえず土用干し。
ハイハイ、あとから「ち○里う」の赤梅酢を買いに行ってきますからネ。でも、それで色がつくかしら?心配!

Dscn2245 一歩家から出ると鋭い日差し。
いくら、美容に無頓着な私とて日傘なしには歩けませぬ。
で、お気に入りの日傘を出してみると、折山がなんとなく白茶けている。
あらまぁ、祖母も母も同じようなもの使っていてようやく探し当てて手に入れたお気に入りの日傘なのに。
早速お手入れしてみたものの、ちょっとましになった程度。
同じインディアンヘッドの生地で張り変えてくれるところあるかしら?

やっぱり、夏は涼しいお部屋で読書が一番。
思い立って、メアリー・ノートンの「床下の小人たち」なんか引っ張り出してみたけど、アニメどんなかな?
ゲド戦記ほど想い入れのある作品じゃないから、まぁどんなふうにお料理してあっても平気。観に行こうかな?どうしよう???

そんなこんなで、気持ちの準備も夏の必需品の準備も整わぬままいきなりの夏到来。
夏が来ても来なくても、怠惰な日々に変わりはないのだけれど…。
さて、そろそろ必死でピアノを弾かなくては…足元に火が付いてきたかも!

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