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2006/05/16

ピアノ奏法のDVD

日曜日の午後に井上直幸さんの「ピアノ奏法」①②のDVDブックが届いて、昨日はDVD三昧。井上直幸さん・・・ず~っと以前、教育テレビの「ピアノのおけいこ」を拝見して以来、なんて幸せそうにピアノを弾く方なのだろう!とすっかり好きになってしまった。
実は、2000年に発売されたテープの方も持っているのだが、わが家のビデオデッキはここ数年巻き戻すと噛み付くという凶暴性を増し、大事なテープは再生できない。DVDで出ないかと思っていたのに、ちょっとうっかりしていたら、去年の秋DVD ブックという形で出版されていた。

久しぶりの映像の中で、井上直幸さんは本当に愛おしそうな表情でピアノを弾き、作曲家について語り、さまざまなテクニックの説明をしていらした。例として挙げられる一曲一曲をもっと聴いていたいと思う気持ちで一杯になった。
①の作曲家の世界では、バックの八ヶ岳の自然が時間の経過とともに移ろっていきすばらしかったのだが、だんだん夜になるにつれ井上さんの表情にお疲れも見られ、語りきれないあふれる想いを伝えようとしなさっているのを感じた。
「手が動いてくれると気持ちもいきいきしてくれる」という言葉とそのために挙げられた練習方法、日ごろの自分の怠惰に思い当たり心が痛い。

あまりにも唐突な訃報からもう三年。
是非にと望んでいたのにもかかわらず、とうとう生の演奏に触れることはできなかった。「こんど、また・・・」はもう出来ない。略年譜を読んでいたら、1992年には大好きなルチア・ポップと東京で「リートの夕べ」という演奏会をしていらしたことも知った。私の大好きなお二人のコンサート、あぁ、行きたかったなぁ・・・

遺作となった「象さんの子守唄」のCDを聴くと悲しくなるけれど、このDVDは私に元気をくれる。

B00009PNAI 象さんの子守歌
井上直幸 モーツァルト
カメラータ東京 2003-06-20

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井上直幸ピアノ奏法〈第1巻〉作曲家の世界―バッハからドビュッシーまで 井上直幸ピアノ奏法〈第1巻〉作曲家の世界―バッハからドビュッシーまで
井上 直幸

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井上直幸ピアノ奏法〈第2巻〉さまざまなテクニック―タッチとペダリング 井上直幸ピアノ奏法〈第2巻〉さまざまなテクニック―タッチとペダリング
井上 直幸

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コメント

「こんどまた」
の後悔、私にもたくさんあります。
…本当にそうなんですよね。

今しか出来ないこと、今じゃなくちゃいけないことって、きっとたくさんあるのでしょうね。
そんな後悔を残さないように、日々過ごしていけたらよいなって想います。

井上直幸さんのピアノ。
私も聴いてみたいです。

投稿: ゆっこ | 2006/05/18 08:46

ゆっこさん、お帰りなさい♪
ゆっこさんのところで、お帰りなさいを書こうとしたら
今まで見たこともない認証に蹴られちゃって・・・

素敵なご旅行でしたね。
また今度・・・って思っていると、いつまでたっても・・・って
なってしまいかねません。
今度のご旅行のゆっこさんの行動力、“男前”です!
ごめんなさい、意味不明?

井上直幸さんのピアノ素敵です。
最後のCDはあまりにも悲しいですけど・・・

投稿: totoko | 2006/05/18 14:45

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